ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店におけるウォーターサーバー勧誘について。
目次
ヨドバシのウォーターサーバーは勧誘が酷いか
ヨドバシカメラで家電を買うと、それに合わせてウォーターサーバーの勧誘をされることがあります。
特に、乾電池のような小物を買うときではなく、テレビ・洗濯機・冷蔵庫などの大型家電や、エアコンなどを買うときが多いようです。
商品説明を聞いたり、購入や配送の手続きをしたりなど、店員と接する時間が長いですから、別の勧誘もしやすいというわけです。
また、暮らしに関わる商品、生活が変化するタイミングの引っ越しや模様替えなども想定できるため、ウォーターサーバーの契約へ結びつけやすい側面もあるでしょう。
ヨドバシカメラのウォーターサーバーは無料なの?
ヨドバシカメラで店員から「ウォーターサーバーが無料です」と勧誘を受けても、それはサーバーのレンタル代や配送費用のことであって、水代金は無料にはなりません。
ですからウォーターサーバーが無料ということに間違いはありませんが、サービスにかかわる全てが無料ではないのです。
契約すれば、水の代金を毎月のように支払うことになりますし、電気代も余計にかかります。
ヨドバシでプレミアムウォーターを勧められる理由
ヨドバシでプレミアムウォーターを勧められる理由としては、販売代理店になっているから。
そのような理由から、勧誘として説明してくる店員は、ヨドバシカメラの販売員ではなく、プレミアムウォーターの社員や販売員のこともあります。
逆に、プレミアムウォーターに興味や関心がある方は、詳しい説明を聞くのもよいですし、その場で契約するのもよいでしょう。
ビックカメラのウォーターサーバーは勧誘が酷いか
最近では家電量販店でウォーターサーバーを扱うことも珍しくなくなり、ビックカメラ、イオン、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの店頭でもウォーターサーバーの契約をしている方がいます。
どちらかと言いますと、ウォーターサーバーを買いにいくというよりも、他の家電を買ったり、見物に店舗へ出かけたときに、ビックカメラのウォーターサーバー勧誘専用の店員に声をかけられる。
そしてウォーターサーバーの説明をいろいろ聞いてるうちに、なんだか欲しくなってしまった。
最終的にウォーターサーバーの契約をする。
これ自体は悪いことではありません。
契約内容や料金体系などが正しく説明され、それに納得したうえでそのウォーターサーバーを契約したなら問題はない。
ビックカメラのウォーターサーバーで勧誘が酷いということにはならない。
しかし、後日になって冷静に考えてみると、いらないな、と、不要だと気づいて契約をキャンセルしたくなる人、クーリングオフを検討する人もいるとか。
店頭で、予定してなかった商品を買う場合やサービスを契約するなら、一度ご帰宅して冷静になって数日程度考えてみるのもよいと言えます。
契約はその後からでもよいでしょう。
ネットで情報収集したり、口コミを調べたりするのもよい。
ウォーターサーバーにはそれぞれの公式サイトが必ずありますから、契約内容や料金体系も冷静に確認できます。
ご自宅でゆっくり見ていけば、間違いや勘違いが少ないはず。
店頭でのウォーターサーバー勧誘は詐欺ではないですし、違法でもない。
しかし営業マンたちも契約獲得のノルマがあるということから、時に強引な提案をしてくる可能性がないとも言えません。
今だけ、今日ここで契約すれば1万円割引すると説明されても、結局、不要だということで後々に解約するなら意味がありません。
勧誘の店員には、少し考えたいと伝えて、店を出てご自宅へ帰る。
勧められたサービス以外にも、他社のウォーターサーバーはたくさんあります。
いろいろなウォーターサーバーのサービスを比較してから決めても遅くはないということも知っておきましょう。
ウォーターサーバー当選商法詐欺「無料です」の誘い文句に注意せよ
「おめでとうございます、ウォーターサーバーが無料です。」
そう言われたら契約しますか?
まさかこれが詐欺まがいの話だとは思いもよらないでしょう。
ウォーターサーバーが当たった
スーパー銭湯や大型ショッピングモールなどの催し会場にあるイベントで「くじ引きで大当たり~、凄い当選ですよ」と伝えられる。
いやぁ運がいい、ラッキーなどと興奮覚めやらぬ状態で何がもらえるのか聞いてみると、なんとその賞品は豪華。
ウォーターサーバーが無料というもの。
この高価そうな機械をタダでくれるの?
結果、喜んで契約してしまう。
完全無料ではない?
やがてご自宅にウォーターサーバーの機械が宅配されてきます。
これはお約束通り。
その1か月くらい後、導入したウォーターサーバーについて毎月の水の代金の支払い請求が・・・。
いらないと思っても時既に遅し、そのあとも引き続きノルマがあり、半ば強制的に水の注文をさせられてしまう。
完全無料じゃないのか?と問いただしクレーム。
しかし受け入れてもらえず。
業者とのトラブルに発展したので解約を申し出ると最後に違約金としての解約料を支払わされてしまう。
当選商法という詐欺
これは当選商法という詐欺なのです。
くじ引き商法。業者は損しないようにできている。
契約前に毎月の水代金は別請求となり有料であること、水は宅配で毎月定期的に届き、注文ノルマがあることなどを事前に説明のうえ、クジで当選してもその場で拒否できるのなら問題ないのですが、
これが仕組まれた詐欺ならそうはいきません。
結局のところ、強引にウォーターサーバーを契約させようという詐欺行為の一種になります。
催し物会場で突然にクジ引き当選するという不意をつかれ、しかも無料という甘い文句に誘われて、何も知識のないゆえに、うれしさのあまり興奮で舞い上がって契約してしまうでしょう。
しかももっと巧妙に仕組まれているときは、クジの他の当選賞品が海外旅行、大型テレビ、ゲーム機、はずれの参加賞だとボールペンとかタオル等まで提示されている。
それら当選商品にウォーターサーバーが混じっている。
もっと悪質だと、そもそも海外旅行、テレビ、ゲームの当たりクジなど発生しない、商品も用意していない。
はずれの参加賞ボールペン、タオルだけ渡している。
いかにも当たりは少ないといった演出。
そんな可能性を考えたことがありますか?
つまり当選商品はウォーターサーバーだけで、それ以外は単なるオトリ、騙して釣るためのエサでしかない。
ここまで完全なブラックなクジもそうはありませんが、これに限りなく近いグレーゾーン的なからくりなど、ウォーターサーバーの業者や販売代行をしている代理店によっては、とても悪質な違法行為すれすれの営業を
しているところもありますので注意が必要です。
宅配水は有料
どうして詐欺にかかってしまうのでしょうか?
全ての流れをおさらいをしてみましょう。
ウォーターサーバーを勧誘する営業行為、それを受けて契約することが悪いわけではありません。
ウォーターサーバーが当選した、本体が無料なんです、タダでプレゼントします、ここまではまだよいとして、将来的に完全無料で使えると錯覚するような誘い文句に問題がある。
ご存知の方はわかりきっていますが、実はウォーターサーバーというのはレンタルシステムのところが多く、しかもレンタル料、サーバー本体の利用料は無料が一般的。
だから実は誰でも無料なのです・・・。
騙された方、これを知ったら開いた口が塞がらないでしょう。
但し、毎月の宅配水の代金、電気代など、ウォーターサーバー本体以外の支払いが必ず発生する。
メンテナンス料金は無料と有料の業者に分かれますのでこちらも確認しておきたい。
ウォーターサーバー会社は宅配水で儲けを出している。
そもそもがそういうビジネスモデルなのです。
仮にウォーターサーバー本体をレンタルではなく本当に無料でくれるとしても、
つまり機械の買い取り料金が無料だとしても、水の代金は別。
宅配水が有料になるのは間違いない。
仮にそのウォーターサーバー会社の入会1万人目を記念して特別サービスで初回とか最初の3か月間だけ宅配水無料といったようなキャンペーンはありえるとしても、毎月の宅配水が永久に無料は絶対ありえません。
それはウォーターサーバー会社にとってメリットの無いことですよね?
永遠に無料というのはかなりの確率で無いと考えるほうが妥当。
まるで水代や電気代まで全て無料で使えるかのような錯覚の中でウォーターサーバーを契約させてしまうというのはなぜか。
単純に業者は営業として1件成約させたいだけだから。
契約した側から捉えてみれば、ウォーターサーバーが当選したというより、詐欺に近い罠にはまった、その対象者になってしまったということになります。
当選商法詐欺にかからないために
当選商法詐欺にかからないためにはどうすればよいのか。
ウォーターサーバーの毎月の宅配水が有料であることを、契約者が知っていれば問題ありません。
ウォーターサーバーが欲しい人、導入しようか検討していた人が、当選をきっかけに契約することも問題ありません。
おそらく水が毎月定期で届き、有料であることも知っているでしょう。
勧誘や説明の中で必要なことを隠さずに案内してくれているか。
解約することになって違約金、違反金、罰則金のようなものが発生するのかについての説明があればなおよい。
そもそもウォーターサーバーに限らずですが、どこかで偶然に大当たりです、無料で差し上げますのような甘い言葉、甘い文句のある話はお断りして
受けないほうがよいかもしれません。
全てが悪い話ばかりではありませんが、詐欺的な商法もあるということは知っておきたいですね。
そしてウォーターサーバーに関しては、ご自身でネットから口コミや評判を調べたり、お友達やお知り合いに感想を聞いて、必要であるなら欲しければ、ご自身で自らインターネット経由でスマホやパソコンから新規申し込みして導入すればよいのです。
ウォーターサーバー自体はよいもので積極的に活用すべきよいものなのですが、詐欺まがいの話には気をつけたいということになります。
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