浄水型ウォーターサーバーと従来のウォーターサーバーの違いを比較

浄水型ウォーターサーバーのメリットやデメリット、従来のウォーターサーバーとの違いなどを比較してみました。

浄水型ウォーターサーバーとは何ですか？

浄水型ウォーターサーバーとは浄水装置が内蔵されたウォーターサーバーのことで、家庭やオフィスなどで利用されています。

主に水道水をサーバーへ注ぎ込み、サーバー内部にある高度な浄水技術によって濾過・浄化する。
雑菌や異物、有害物質あるいは塩素などを除去し、安全で衛生的な飲み水が出てくるように設計されています。

サーバーによっては、温水や冷水だけでなく、炭酸水やコーヒーなどを提供できるものもある。

これまで一般的だった、宅配されてくる天然水を使うウォーターサーバー、あるいは水道水やペットボトルのミネラルウォーターに代わって、多くの人々にとって便利な飲料水の選択肢となりつつあります。

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浄水器との違い

浄水型ウォーターサーバーと浄水器との違いは何でしょうか。

浄水型ウォーターサーバーは、浄水器であるとも言えますが、そこに従来のウォーターサーバーの機能も備えています。
温水や冷水、節電用エコモードなどの付加機能は浄水器にはありません。
ましてやコーヒーメーカーになりえるのはウォーターサーバーだけ。

よって、浄水器と従来のウォーターサーバーを一体化させた新たなサーバーが、浄水型ウォーターサーバーだと言えるでしょう。

水道水のウォーターサーバー（「水道水補充型」と「水道直結型」）

水道水のウォーターサーバーとは、水道水を使うサーバーのことであり、まさに浄水型ウォーターサーバーのこと。

この浄水型ウォーターサーバーには、「水道水補充型」と「水道直結型」、主に2つのタイプがあります。

水道水補充型は、サーバーの給水タンクへ、人が水道水を注ぎ入れて使うタイプ。
タンクの水はやがて冷水やお湯になります。

水道直結型は、水道管とウォーターサーバーを管でつなげる工事をして、以後は直接給水されるタイプ。サーバーへの水の補給作業が不要で使い放題。

浄水型のメリット

浄水型ウォーターサーバーのメリットは、水道水に比べて安全で美味しい飲み水を手軽に利用できる、お湯がいつでもすぐに使える、ペットボトルの水を買う必要がなくなる、といったことが挙げられます。

ウォーターサーバーとしては月額料金が安いうえ、定額になるので毎月の支払いがわかりやすい。

従来のウォーターサーバーと比較するならば、宅配水を受け取る手間がなくなるうえ、ボトル交換作業が不要。そもそも水が飲み放題で、水道代を考慮しなければ水代金が無料になっています。毎月の支払い金額も従来型よりも圧倒的に安い。

また、ペットボトルの使用を減らすことができるため、宅内でかさばらなくてよいですし、環境にも優しいと言えるでしょう。

浄水型のデメリット

浄水型ウォーターサーバーのデメリット、よくないこととしては水道が使えないとき困る。

そして水道直結型に限り、工事の問題があります。

浄水型ウォーターサーバーは、ほぼ全て水道水を使いますので、断水、濁り水のときには使えません。地域によっては、震災、災害、停電などのときも水道水が止まることが考えられます。
従来の宅配水ボトル型であれば、停電さえしなければウォーターサーバーを使えるうえ、余剰分を備蓄水として保存していれば、断水時にも心強い。

水道直結型は他にもデメリットがあり、それは導入時に初期の工事が必須なこと。水道管とウォーターサーバーを管でつなげるからです。そして、水道管や蛇口の近くで、電源が近くにある場所でサーバを置いても問題ないという全ての条件を満たす必要があるため、設置場所が限定されてしまう。
もちろん解約するときの撤去工事についても考慮しておく必要があります。

購入して買い切りする場合

浄水型ウォーターサーバーを購入して買い切りすると、毎月支払う費用は何もなくなります。水道水を入れて使うだけです。

ただ、水道直結型であれば、ほぼ必ず導入時の初期工事が必要になりますし、その代金はかかります。メンテナンスや使うのを止めるときもです。

市販のペットボトルを利用したウォーターサーバーに関しては、そのペットボトルのミネラルウォーターを買う必要があります。

卓上型はある？

浄水型ウォーターサーバーにも、従来のウォーターサーバーと同様に、一般的な床置き型と卓上型があります。

卓上型ウォーターサーバーは、一般的な床置き型ウォーターサーバーと比べて、小型軽量であるため、設置場所を選びません。
食卓やキッチンカウンターや棚の上でも設置することができるため、スペースが限られた場所でも手軽に利用することができます。

但し、水道直結型に関しては、管が接続されて伸びていますし、水道管の近くの必要があるため、キッチンのシンクや洗面台に限定されてしまうかもしれません。

浄水型ウォーターサーバーの口コミ

浄水型ウォーターサーバーの口コミを調査してみました。

＜よい口コミ＞
定額でわかりやすい
料金が安い
宅配水の受け取り無いのがよい
ボトルの交換不要で楽
使う水の量を気にしなくてよい
水の補充が不要でよい（直結型）
水の味がおいしい

＜悪い口コミ＞
水の補充が面倒（補充型）
水の補充を忘れると困る（補充型）
工事が嫌だ（直結型）

よい口コミが多く、浄水型ウォーターサーバーの評判評価は好評とみてよさそうです。

従来のウォーターサーバーから乗り換えた方も少なくないようで、その結果、料金が圧倒的に安くなるうえ、定額なのでわかりやすいという。
宅配してくる水を受け取る必要がなくなり、重いボトルの交換作業もしなくてよくなった。
これはいいこと尽くめ。

もし、工事が嫌なのであれば、手軽に「水道水補充型」を申し込むとよいでしょう。

タンクやサーバー内での貯水は8L前後となっていますので、利用者が大人数の場合は1～2日に1回くらい給水しないと不足するかもしれません。特にお湯や冷水は、加熱や冷やすのに少し時間がかかりますので、忘れて切らした場合は補充してからしばらく待つことになります。
1人か2人での利用でしたら、水の補充はそれほど必要としませんので、そこまで面倒でもないと考えられます。