ウォーターサーバーを導入するのと、ペットボトルのミネラルウォーター
を買うのと、比較して安い、コストでお得なのはどちらでしょうか。
また、ウォーターサーバーにペットボトル容器のタイプはあるのでしょうか。
目次
水代金でペットボトルと比較
ペットボトルと比較して一番気になるのは料金面だと思います。
ウォーターサーバーは初期費用、配送料などは無料。
費用の電気代は500～1000円前後と、最もかかる費用は水代金となります。
ペットボトルの水は1本2リットルでスーパーやホームセンター、ネット通販で
100円くらい。さらに安いのを探せば80円くらいでもあるかもしれません。
1箱6本で12リットルが500、600円とします。
ウォーターサーバーだとガロンボトル12Lで2000円くらい。
1人分が1か月あたり使う消費量を12L～24Lで計算するのが平均的。
概ねウォーターサーバーの月額費用は4000円～5000円前後の支払いとなる
ことが多い。
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれかもしれませんが、少なくとも
毎月の水代金としてはペットボトルほうが安い。
水道水と比較
水道水をそのまま飲むのが一番安いのは言うまでもありません。
ウォーターサーバー利用、ペットボトルを買う、浄水器の設置、どれと比較しても、
水道代を払う以外は、ほぼ無料で飲み放題の水が水道水だと言える。
しかし、人によっては消毒目的の塩素カルキが臭いとか、水道管や、マンションなど
集合住宅に設置されている大きな貯水タンクが汚い気がして水道水は飲む気がしない、
飲料水とは思っていないという人もたくさんいます。
ウォーターサーバーに自分で水を入れる？水道水やペットボトルの水を入れるとどうなるか
浄水器と比較
浄水器とは、水道水をろ過するもので、ポット型の浄水器、蛇口に取り付ける浄水器
などがあります。
ポット型の浄水器は最初にポット器具を3000円くらいで買えば、あとは毎回取り換える
フィルターが月に1000円くらい。
蛇口に固定する設置型の浄水器は値段がピンキリで、高価なものほどフィルター機能に
優れている。
ウォーターサーバーよりも浄水器のほうが安いので、浄水器の水を飲み水として
飲んでいる方にとってはウォーターサーバーはコストが高いと感じるでしょう。
しかし、いつでも冷水やお湯が使えるわけではありませんね。
産地直送のおいしい天然水とも違う。
ウォーターサーバーのメリットとデメリット
ウォーターサーバーの最大のメリットは、いつでも冷たい水やお湯が飲めること。
これは便利。
そしてその水は厳選された採水地からの、おいしい天然水。
その一方、安全で安心のRO水も選べる。
デメリットはコストが高い、料金や費用が気になるということ。
他に、サーバーの衛生面が気になるという方もいらっしゃいますし、サーバー故障もある。
しかしこれらは滅多に心配することではありません。
大抵は問題なく使え、ウォーターサーバーに満足している方のほうが多い。
ウォーターサーバーで作るコーヒー・紅茶・お茶┃お湯の温度と入れ方
ペットボトルのメリットとデメリット
ペットボトルのメリットは水が安いこと。
デメリットは、毎回、買いに出かける面倒さ、運ぶのが重いこと。
車で買いに行くならガソリン代も見えないコストになります。
忙しい毎日の中で買いに行く往復の時間だって大切です、天気や気候が悪い日もある。
ネット通販であれば宅配してもらえますが、注文し忘れていたり、品切れ在庫なし
ですと、水を切らしてしまう恐れがある。
ミネラルウォーターは天然水ですが、ウォーターサーバーのほうが厳選された採水地
で種類も豊富、いろいろな天然水を選ぶことができます。
水道水であれ、ペットボトルの水であれ、お湯を沸かすのも手間と待ち時間がある。
ウォーターサーバーをやめた人がブログで不満を書いている
ウォーターサーバーを導入したものの、一時期使って、やがて、やめた人もいる。
止めた理由で最も多いのは料金が高いという意見。
電気代が高くなった、それと水代金が高い。
確かに水道水や浄水器でろ過した水を普通に飲む人からすれば、ウォーターサーバー
の水は不要に思えてしまうでしょう。
しかもそれが高いのですから嫌になってやめて当然。
これらの事例から考えましても、まずは毎月5000円前後支払い続けるという
経済的負担に問題はないかを熟考することが大事。
もちろん飲み水を手に入れるわけですから、今まで買ってきたペットボトルの金額
を差し引いて計算してください。浄水器の方は浄水器の代金やコストを除く。
多少、高いと感じても実際にウォーターサーバーを導入してみて満足した方は多い
ですから、思い切って使ってみるということも大事。
その満足感は設置して利用してみないとわからないのですから。
それでもウォーターサーバーをやめた人については、その人にとってはその程度の
価値しかなかった、少ない満足感だったということでしょう。
ペットボトル使用のウォーターサーバーとは
ペットボトル使用のウォーターサーバーもあります。
買ってきたペットボトルの水容器ごと取り付けるタイプは、あくまでも簡易式
ですのでおすすめできません。衛生面にも不安が残ります。
日本に流通している一般的なウォーターサーバーの宅配水に、水容器がペットボトル
タイプのものもあります。
ウォーターサーバーのペットボトル水容器は使い捨てワンウェイ
ウォーターサーバーの宅配水は巨大な12Lのガロンボトルが主流。
最近では、やわらかい素材のペットボトル水容器も登場しています。
ガロンボトルがリターナブル、リサイクル方式なので使い終わった後、回収がある。
ペットボトル水容器は、飲み切った後、潰して捨てる。
使い捨てのワンウェイ方式となっていて便利。
小さくできるので場所を取りませんし、回収を待つことはなくなり、捨ててしまえる。
ウォーターサーバーのペットボトル水容器のゴミ処分
ウォーターサーバーのペットボトル水容器のゴミ処分の方法ですが、通常の買ってくる
ペットボトルと同様の扱い。
リサイクルの日、資源ごみの日に決められた場所に出しておくか、スーパーのペットボトル
回収の箱などに入れて処分します。
わかりやすいですし、リターナブルのように回収の日に合わせて玄関の前に出しておく、
回収されるまで容器が目立つのに待つしかない、回収が遅れてやきもきする、玄関前の
巨大な空き容器が恥ずかしい、などといった問題からは解放されます。
まとめ ウォーターサーバーとペットボトルを比較
ウォーターサーバーとペットボトルを比較してまいりました。
毎日の飲み水をどっちで利用するのが安いのか、お得なのか。
この比較からおわかりの通り、水道水、浄水器使用も含めても、ウォーターサーバー
の水が最もコストが高い、ランニングコストも高い。
不経済だと言われれば、その通りではあります。
ではなぜウォーターサーバーを使うのか言えば、ペットボトルや浄水器にはない
メリットがあるから。
届けられる宅配水は、採水の後の処理工場のクリーンルームにて水の品質管理、
ろ過、厳格な水質検査を行っており、安心安全な水。
RO水なら雑菌だけでなく放射性物質からも安全だとされるくらい。
天然水で水の味が美味しいとは利用者の弁。口コミやレビューにもそのような意見が
よく見られます。
厳選された採水地の水を新鮮なままお届けしているからです。
水道水のように塩素カルキを含ませてないから薬品ぽいニオイや味も無い。
あとは利便性。
水が定期的に自宅に宅配されてくるので、ペットボトルのように重いお水を毎回
買いに行かなくてよい。これは結構大事で、週末ごとに車でホームセンターなどへ
買い出しに出かけているなら、そのミネラルウォーターはガソリン代もしっかり
コストにかかっています。時間もかかりますし、車への運び込み、宅内への運び込み
などの労力は一苦労。女性、ママさんは特に大変。
ウォーターサーバーは設置することで、おいしい冷水を飲めるだけでなく、
いつでもお湯が出る。
カップ麺を作って食べたり、コーヒー、紅茶、お茶もすぐに飲めます。
急な来客時に役に立ちますし、焼酎などお酒を割るのにも使える。
ペットボトルの水ですと海外産は硬水、国産でも中軟水がある。
ウォーターサーバーの宅配水はほぼ全て軟水。
飲みやすく、お腹にやさしい水ですので、そのまま飲んでも普通にまろやか。
お料理でもマイルドな味になる。
ミネラル豊富な天然水は大人が飲んでもそうですが、子供さん、家族みんなの
健康にもよい。
赤ちゃんの粉ミルクを作ることも可能ですから、子供ができて妊娠・出産を機会に
ご家庭にウォーターサーバーを契約し導入したという方も珍しくない。
ウォーターサーバーは設置するだけで華やぐようなオシャレで素敵なデザイン
のものもあります。
インテリアの一部としても導入しているという方もいるくらい。
お得だから、安いから、という観点ではなく、全体的な満足感を考えたとき、
ペットボトルのミネラルウォーターを飲む毎日よりも、ウォーターサーバーで
おいしい天然水の冷水、温水がいつでも飲める毎日のほうが
暮らしとして充実感を得られる、満足度が高いと言えるのではないでしょうか。
関連記事
ウォーターサーバーお湯を使わないなら、冷水のみ使用で電気代が安い？
ウォーターサーバーは一人暮らしにいらない？大学生に必要かどうかも考えてみた
ウォーターサーバーで水切れ。水が無くなったらどうなるの？
ウォーターサーバーのボトルのシール剥がし忘れたらどうすればいいの？
