ウォーターサーバーのお湯が出ないときは故障なのでしょうか。
ウォーターサーバーのお湯が出ない理由
ウォーターサーバーのお湯が出ない理由は何でしょうか。
次の点についてチェックすることで問題を解決できる可能性があります。
<ウォーターサーバーのお湯が出ない理由と解説策>
・水が無い(水不足)
→新しいボトルに交換
・温水スイッチOFF
→温水スイッチON
・加熱不足(加熱中)
→しばらく待つ
・電力なし
→電源ON(ブレーカー・停電)
・故障
→お問い合わせ
以下に詳しく解説させていただきます。
お湯が出ないが冷水が出るなら故障ではない
お湯が出ないが冷水が出るならウォーターサーバーの故障ではないと言えます。
冷水のほうから優先して消費するように設計されているウォーターサーバーでは、宅配水が先に冷水タンクに入る仕様になっています。
冷水タンク側に水が貯水されていても、水不足になると温水タンク側へまわらず温水だけが空になってしまうこともありえる。
このタイプは先にお湯の注ぎ口から出なくなり、後に冷水の注ぎ口からも出なくなります。
また、ウォーターサーバーで冷水が出ない、そしてお湯も出ないなら、同様の原因として、
水が無くなっているか、残りの水がわずかで不足しているのかもしれません。
どちらも水ボトルの交換時期の目安になります。
届いている宅配水から、次の新しい水容器ボトルに換えてください。
温水注ぎ口からお湯が出ないなら温水スイッチを確認
お湯側の注ぎ口から水が出てきてしまって、お湯が出ないなら温水スイッチを確認しましょう。
温水スイッチがOFFになっていますと、水の加熱や保温がされずお湯が作られません。
よってお湯の注ぎ口から常温の水もしくは冷水が出てきてしまう。
温水スイッチは本体の背面など見えにくい場所にあることが多いですので改めて確認し、もしOFFであったなら温水スイッチをONにしてください。
お湯がぬるいのは加熱不足
お湯が出ないのではなく、お湯らしいものが出てくるが熱湯ではなく不満に思うなど、ウォーターサーバーのお湯がぬるい場合。
宅配された水は常温であり、ウォーターサーバーへボトルの水容器をセットすると貯水タンクの中で加熱されお湯になる。その後に保温されている。
加熱までの時間はおよそ30分~40分程度。
お湯がぬるいのは加熱不足、時間的にまだ早いかもしれません。
新しいボトルに交換したあとは少し待ちましょう。
特にウォーターサーバーを導入した直後、初回の使用開始においては加熱に余計に時間がかかることがありますので、ご注意ください。
突然お湯がぬるくなったのは連続使用で使いすぎ
これまでお湯が出ていたのに、突然お湯がぬるくなったというのは連続使用でお湯の使い過ぎの可能性があります。
一度にお湯を大量に注ぎだしたり、連続で繰り返しお湯を出すと、タンク内に保温されたお湯を使い切ってしまうこともありえます。
次の加熱が間に合わなければ、設定温度への加熱に間に合わずに出てきてしまう。
最初は熱かったのに途中からぬるい湯が出てきたり、いつもより温度が低いと感じる場合はこのケース。
これは故障ではありませんから、しばらく待つことで熱いお湯が出てくるようになります。
この現象を体験された方は、今後、ウォーターサーバーでお湯を少しづつ出していくように意識することが上手な使い方のコツになります。
お湯が出ないが冷水も出ないなら電源の確認
冷水もお湯も出ない場合、あるいは1時間経過しても注ぎ口から熱いお湯が出てこない場合などは、温水スイッチだけでなく電源を改めて確認する。
電力供給がされていない可能性を疑う。
まず第一前提として電力が確保されているかを確認。
電源プラグがコンセントから抜けていないか、ブレーカーが落ちていないか。停電してないか。
コンセントのほうは大丈夫と思っていても念のため再確認をしましょう。
意外とはずれていることもあります。
それから本体裏面にウォーターサーバーの主電源があるタイプも存在します。
電源スイッチで電源ONにしなくては稼動しないのは当然です。
ウォーターサーバーの故障の可能性
ウォーターサーバーが故障する可能性は低いですが、稀にあり得ます。
水ボトルを新しいものに交換し、電源ONで温水スイッチON、加熱まで1時間以上待っていたり、お湯を連続で大量に出すこともしていない。
しかしお湯が出ないというのであればトラブルだと言えます。
ウォーターサーバーが故障しているか、何らかの不具合を起こしている可能性も否定できません。
カスタマーセンターへのお問い合わせ、サポートセンターへ連絡するなどして問題の解決を依頼しましょう。
ウォーターサーバーお湯の温度
ウォーターサーバーのお湯の温度は80℃前後~85℃、高くて90℃くらいに設定されています。
熱湯とは100℃を意味するわけですが、それでは沸騰してしまう。
お湯が飛び散り火傷をする危険性もありますので、そういったリスクを回避しているという意味もあるのです。普段使いのお湯として、ウォーターサーバーのお湯は適切な水温だと言えます。
コーヒーやお茶だけでなくカップ麺を作ることもできますので問題ありません。
注ぎ口から出てきたお湯がぬるいと感じるようであれば、明らかに設定温度まで加熱されていません。きちんと加熱できていれば、注がれた直後には飲めないほどの熱湯ですので目安にしてください。
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