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ウォーターサーバーのお湯がぬるい、正しい温度は何℃なの?

ウォーターサーバーのお湯がぬるいのはなぜなのでしょうか。
機械の故障でしょうか?
お湯が熱くなっていない理由がわからないのです。

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ウォーターサーバーでのお湯の正しい温度が何℃くらいで適切な水温なのか知りたい。

ウォーターサーバーのお湯がぬるい理由は3つ


ウォーターサーバーのお湯がぬるい理由は主に3つあります。

  • 加熱時間が足りない
  • 連続でお湯を出し過ぎている
  • サーバーの故障

ウォーターサーバーのお湯の注ぎ口から、お湯っぽい水が出てくるものの、その水がぬるい、温度が低い、水温が低すぎると感じるのであれば単純に加熱時間が足りない可能性があります。

宅配された天然水をセットしたと思いますが、これはご存知の通り常温の水であり、サーバー内の装置で加熱し、水温が上がってお湯になった後にタンク内に保温しています。

この常温水からの加熱時間にはおよそ30分〜40分程度かかります。
念のため1時間くらいした後で改めてお湯を注いでみてください。

または、一度に大量のお湯を出し続けたということはありませんか?
先の加熱の待ち時間の話からもおわかりになります通り、タンク内のお湯が減ってくれば改めて常温の水を追加で加熱しなければなりません。
短時間に繰り返しお湯ばかり出しますと、タンク内の保温されたお湯が無くなり、その後の加熱が追いつかずに、ぬるい湯が出てきてしまうことがあります。
少し待ってからお湯を出してください。
この問題に陥った方は、今後は、なるべく少しづつお湯を出すように使い方を意識するとよいでしょう。

いずれの場合も、1時間以上待ってからお湯を出してもぬるいというのであれば、ウォーターサーバーが故障している可能性もあります。

上記以外で、お湯がぬるい原因は滅多にありません。
これまできちんと熱々の熱湯が出ていたならなおさらです。

ウォーターサーバー導入直後の使用開始時点からお湯がぬるい場合については、
その原因や対処法を以下に解説させていただきます。

ウォーターサーバーのお湯、正しい温度は何℃なの?

ウォーターサーバーから出るお湯の正しい温度についてですが、水温は約80~90℃くらいに設定されていることが多い。

口に含んでお湯がぬるい程度であれば、加熱は開始されている可能性が高く、しばらく待てば高温のお湯になるはずです。しばらく待って改めてお湯を出してみてください。

しかし、それ以前に湯呑みやティーカップに注ぎ入れた時点で蒸気である湯気が立っていないとすれば、お湯がぬるいことは目で見ても明らかに判断できる。
それはお湯ではなく常温水のままなのかもしれません。

ウォーターサーバー常温の水しか出ない

ウォーターサーバーでお湯のほうを注いでいるのに、完全に常温の水や冷たい水が出てくる場合は、そもそも水が加熱されていません。

まず疑うべきは、電力が入っていない可能性があります。
ウォーターサーバーは機械装置として電気の力で稼動しているのですから、電力が無ければ水の温度を上げることができません。

以下についてチェックしてみてください。

電源プラグはコンセントに接続されている?

まずウォーターサーバーの電源プラグがきちんとコンセントに接続されているかを改めて確かめたい。
電源ボタンもONになっているかも含めて、間違いなく電力が供給されていることを再確認するのです。

ただ、チェック方法のひとつとして、温度に関わらず水やお湯が注ぎ口から出て来るのであれば、電力は通電しているということになりますので、ひとまず問題なさそうです。

それでも万が一、機械装置内にわずかに残った以前の電力で稼働しているだけだとしたら、
現在はコンセントが抜けているかもしれませんから、念のための再確認をおすすめします。

盲点として、停電やブレーカーが落ちていることもありえますので、合わせてご確認ください。

温水スイッチをONにしないとお湯ができない

ウォーターサーバーのモデルやタイプによっては、水の加熱をONにするスイッチやボタンが装備されているものがあります。
いわゆる温水スイッチ

当然ながら温水スイッチをONにしないとお湯用のタンク内にある水が加熱されませんので水温はぬるい常温水のまま。
OFFになっているならばスイッチをONに入れてください。

なお、この温水スイッチのボタンは、ウォーターサーバーの背面や側面など見えにくい目立たない位置に装備していることも少なくない。通常において繰り返しON・OFFするボタンではありませんから、わざと普段扱わない位置に装備しているのです。
取扱説明書で確認し、それでもご不明であればウォーターサーバーのサポートに確認の問い合わせましょう。

しかし、導入直後の使用開始時に温水スイッチをONにした後は、滅多なことではOFFにしませんから、この可能性も低いと言えます。
また、温水スイッチがOFFならばお湯がそこそこぬるいのではなく、常温のまま注がれますので、このことも判断材料にできます。

温水スイッチが無いウォーターサーバーであればそもそも気にする必要はありません。
お湯がぬるい理由は別の原因があります。

背面の熱放射部分は大丈夫?

ウォーターサーバーの背面は放熱部になっています。
オーバーヒートを起こさないように、ここから熱を放出して正常な動作を保っている。

これができていないとウォーターサーバーに熱がこもってサーバーの故障や火災の原因になることがあります。
既に故障しかけてるとしたら、そのせいで水の加熱が弱くなっているのかもしれません。
だからお湯がぬるい。

背面にある熱放射部分に大量にゴミやホコリがついているようなら危険です。

そもそもウォーターサーバーの設置位置や設置方法について、背面放熱部と壁の間は熱を逃がして、高温の空気が溜まらないよう隙間を充分に離すことが必要。

ぴったり壁にくっつくくらいに備え付けていることなど論外で、熱が放出できない問題に合わせて、逆に壁側が加熱される恐れもあり、ご自宅の火災も含めて危険がおよびます。

壁や家具などと、ウォーターサーバー背面放熱部の間は最低でも10~20cmは空けたいところ。その距離が大きく、空間が広ければ広いほど、なおよいと言えます。

ウォーターサーバーのお湯がぬるい、解決しない

ウォーターサーバーのお湯がぬるいトラブルについて、
上記のような事項を全てチェックしたうえで、それでもずっとお湯がぬるいのであれば、
やはりウォーターサーバーが故障している可能性があります。

ウォーターサーバー会社へ問い合わせる、サポートセンターへご連絡ください。

専用の専門業者が点検修理のためにご自宅へ来訪してくるか、もしくは、
工場へウォーターサーバーを返送して点検修理もしくは交換するなどの対応になります。

冷水がぬるい、水が冷たくないという場合

ウォーターサーバーでは冷水とお湯の両方が出ることが一般的。
今回はお湯がぬるいトラブルについて解説いたしましたが、一方で、冷水がぬるい、冷たいはずの水が冷たくないというトラブルもあります。

ウォーターサーバーから出る冷水の正しい温度について、水温は5℃~10℃に設定されていることが多い。
冷蔵庫の中で保冷した水は3~5℃になります、これはやや冷たすぎると感じるでしょう。
ウォーターサーバーの冷水はちょうど飲みやすい程度の冷たい水に設定されています。

この冷水がぬるい、水が冷たくないという場合は、お湯と同じように冷却時間が短すぎる可能性があります。
ウォーターサーバーにセットした常温の天然水が冷たい水になるまで30~40分かかることを知っておきましょう。

はじめて使うときや、宅配水のボトルを新しいものに取り換えた直後、あるいは一度に大量の冷水を使った時などは、最低15分できれば40分ほど待ってから、改めて冷水を注いでみてください。

それでも冷水がぬるい、水が冷たくないという場合は、サーバー故障の可能性もありますので、ウォーターサーバー会社へ確認したほうがよさそうです。カスタマーセンターへご連絡ください。

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