赤ちゃんの白湯をウォーターサーバーのお湯で作っても大丈夫なのか考えてみましょう。
子育てママにとって、水道水か、ペットボトルのミネラルウォーターか、ウォーターサーバーの宅配水を使ってもよいのか悩むところ。
目次
白湯とは?
白湯とはお湯を40℃前後まで冷ましたものであり、湯冷ましとも呼ばれます。
白湯とお湯の違いがよくわからないという方もいらっしゃるようですが、お湯を冷ましたもの、湯冷ましが白湯なので、つまり元は同じもの。
水道水で作るのか、ペットボトルのミネラルウォーターで作るのか、あるいはウォーターサーバーの宅配水で白湯を作るのが正解なのか。
これについても水、お湯であることに変わりませんから、結果的にどの水から作っても白湯としては同じと言えます。
若干、風味や味わいが違う程度です、作り方や元の水に違いがあっても出来上がる白湯にほとんど変わりはありません。
赤ちゃんの白湯の作り方
赤ちゃん用の白湯の作り方や与え方を確認しておきましょう。
赤ちゃんに白湯をいつから飲ませるべきか?という疑問に関しては、早ければ生後1か月から、遅くても3か月以後という話が多い。平均すると生後2か月頃が目安になってきます。
白湯の作り方ですが、湯沸かしケトル(やかん)に水道水を入れて沸騰させる。
沸騰したときは水の温度100℃ですから40℃くらい人肌くらいまで冷めるのを待つ。
冷まし方のコツについて、もし急ぎであれば少し熱を落としてからコップや哺乳瓶に少量だけ移せば早く冷めます。
あるいはケトルではなく電子レンジで水を沸騰させる方もいらっしゃるようですが、水を加熱できるなら電気ポットでも何でもよいでしょう。
赤ちゃんの水分補給については母乳やミルクを与えていれば不足はないとされます。
量の目安としてはスプーンで与える程度、1口から与えて、離乳食まで徐々に増やしていくイメージ。
離乳食に移行した時期や、汗をかいた時など、赤ちゃんが水分不足になると便秘になりやすいので水分補給のための白湯を与える。
逆に海外の水のような硬水などミネラル成分の多い水を使いますと下痢になってしまう恐れもありますので避けたほうがよろしいでしょう。
日本人が飲んでいる水は軟水ですので下痢のほうは考えにくいのでご安心ください。
白湯を与えるべき期間や与える量も絶対的な基準や規定はありませんので、赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に対応しましょう。
ウォーターサーバーのお湯は熱い熱湯
ウォーターサーバーは冷水だけでなく、常時お湯が出るようになっている。
温度としては80℃~90℃前後のお湯が注ぎ口から出てまいりますので、とても熱い。
カップラーメン、コーヒー、紅茶、お茶緑茶、味噌汁、スープなども作れるくらいの熱湯が出てくる。
ぬるいと感じるようであればサーバーの故障か設定がおかしい、もしくは、まだ加熱時間が足りないということが考えられます。
しばらく待ってみて、30分~1時間ほどして改めて出してもまだお湯がでない、水温がぬるいと思えるようであれば、サーバーの故障の可能性もありますのでサポートセンターへ連絡しましょう。
ウォーターサーバーで白湯を作る方法
ウォーターサーバーのお湯で白湯を作ることができます。
ウォーターサーバーのお湯は先の通り90度前後の温度に設定されて保温されていますので
やかんで沸かすよりも若干低い温度になります。
あるいは時間が経過していれば80℃以下に下がり気味のこともあり再加熱の必要あり。
この場合は、水温低めが好都合で白湯が作りやすいですね。
それでも白湯、湯冷ましとしてはまだまだ熱いので、注ぎ口からカップなどに
注いで、必ず、しばらく放置して冷ましてください。
目安としては水温で40度から50度、カップを持ってやや温かい程度、人肌程度までの
ぬるい温度を目安に、口に含んでみて熱くない、ぬるいくらいになっていたらよい
でしょう。
赤ちゃんにはピュアウォーター(RO水)がおすすめな理由
赤ちゃんは2歳ごろまでまだ体が未発達であり内臓のほうも大人ほど強くはありません。
水に含まれるミネラル成分が負担になる可能性があり、場合によっては下痢をしたり、
体調が悪くなったりする可能性もあります。
日本の水道水や流通している市販のミネラルウォーターは軟水ですので、海外の水より
はるかに安全で、赤ちゃんに飲ませても基本的には大丈夫。
その点ピュアウォーターのRO水であればミネラル含有量0の超軟水ということに
なりますので、水の安全性も含めて赤ちゃんにとってとてもよい水だといえます。
水分子しか無いクリーンな水なので純水とも呼ばれます。
アカチャンホンポ等のベビー用品専門店に純水が販売されているのは赤ちゃんに
とって最適な水だからです。
ウォーターサーバーの宅配水を選ぶ時も、赤ちゃんにも飲ませる予定なのであれば
天然水よりもRO水の方がおすすめ。
ウォーターサーバーは子育てママ支援になってくれる
子育てママは忙しい。
赤ちゃんなどの乳児そして幼児も合わせて面倒を見ているとなると毎日がドタバタ。
さらにママは赤ちゃん以外の家族全員の食事の世話や家事など、やることがたくさん
あります。
ウォーターサーバーがあれば重い水を運ばなくても宅配水が定期的に届き、水を切らす
心配がありません。
いつでも冷水やお湯が出るので家族全員に役に立つし、急な来客の時も助かります。
もちろん赤ちゃんの白湯やミルク作りにも使える。
ウォーターサーバーは子育てママの支援になってくれると言えるのではないでしょうか。
実際、子供がいる家族3人、家族4人、特に子供が生まれるというタイミングで
ウォーターサーバーを新規契約して導入するプレママ、子育てママは多い。
まとめ 赤ちゃんの白湯をウォーターサーバーお湯で作っても大丈夫?
赤ちゃんの白湯をウォーターサーバーのお湯で作っても大丈夫です。
ウォーターサーバーの注ぎ口からカップなどにお湯を注ぎ、しばらく放置して40度から50度までに下がったら白湯、湯冷ましの完成。
目安は人肌程度までに下がったら先にママが少し飲んでみて、大人が飲むならぬる過ぎる位、常温よりやや温かいかも?くらいで丁度いい。
スプーンですくって1口だけ赤ちゃんに飲ませてあげましょう。
ほんの少しで充分です。
離乳食を与える頃から様子を見ながら増やしていけばよい。
汗をかいたから少し多めにとか。
大量に与えるよりも、こまめに少しづつ。回数や頻度を増やすほうがよいことが多い。
ただ、水の成分、硬度だけは気を付けたい。
2歳以下の赤ちゃんは水のミネラルによって内臓や体に負担がかかる可能性がありますので、天然水を飲ませるとしてもできるだけ硬度が低い軟水を飲ませるように。
ウォーターサーバーで言えば、宅配水は天然水でもほぼ全て軟水なので大丈夫ですが、できることならピュアウォーター(RO水・純水)を選ぶのが赤ちゃんのためにはよりよいと言えるでしょう。
白湯とお湯の違い
白湯とは、水から沸かした湯のこと。「さゆ」「しらゆ」と読みます。
新生児の水分補給や、薬を服用するときに使うので、冷ましてのむ湯でもあります。
白湯とお湯の違いですが、沸騰させた湯を白湯と呼びますので、ほぼ同じですが、お湯はぬるい湯でも冷ました湯でもお湯と呼ばれます。
飲むにあたっては白湯も少し放置してさましてから飲む、飲ませることになります。
白湯と湯冷ましの違い
湯冷ましとは、単純に湯を冷ましたものも意味しますが、茶道具にも湯を冷ます道具の湯冷ましがあります。
よって、白湯と湯冷ましの違いはなく、ほぼ同じ意味で使われます。
ちなみに、一度煮たものを冷ますことを煮冷ましと言います。
ウォーターサーバーでも白湯を活用しよう
ウォーターサーバーでもお湯を使って白湯を作れば活用できます。
最近では白湯にダイエット効果があるからと大人や美容意識の高い女性も白湯を定期的に飲んでいるようです。
むくみ解消やデトックスに効果が期待できるからでしょう。
単純に冷たいドリンクを飲むよりは温かい飲み物を飲んだ方が胃腸には優しいですので、消化不良を避けると言う意味でも健康のために白湯はよいと言える。
お薬を服用するのにも白湯は適していますので、高齢者にも便利。
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