ウォーターサーバーお湯の再加熱にかかる時間はどのくらいでしょうか。
リヒート機能で比較してみました。
目次
リヒート機能で【比較】ウォーターサーバー
ウォーターサーバー | リヒート機能 | 再加熱した水温 |
【コスモウォーター】 ECOTTO(エコット) |
〇 | 100℃ |
【アクアクララ】 AQUA WITH(アクアウィズ) |
〇 | 95℃ |
【アクアクララ】 AQUA FAB(アクアファブ) |
〇 | 90℃ |
【フレシャス】 Slat(スラット) |
〇 | 約90℃ |
【フレシャス】 Slat+cafe(スラットカフェ) |
〇 | 約90℃ |
【プレミアムウォーター】 cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー |
〇 | 約90℃ |
【プレミアムウォーター】 QuOL(キュオル) |
〇 | 約90℃ |
【コスモウォーター】 smartプラス |
× | (なし) |
【アクアクララ】 AQUA FAB(アクアファブ) |
× | (なし) |
【アクアクララ】 AQUA SLIM(アクアスリム) |
× | (なし) |
【アクアクララ】 AQUA SLIM S(アクアスリムS) |
× | (なし) |
【アクアクララ】 MY PANEL(マイパネ) |
× | (なし) |
リヒート機能を重視してウォーターサーバーを選ぶのであれば、
アクアクララの「AQUA WITH(アクアウィズ)」がおすすめ。
早急に95℃のお湯ができますので熱湯を出すのに待つ必要がありません。
但し「AQUA WITH(アクアウィズ)」はウォーターサーバーとコーヒーマシンの機能を兼ね備えた複合的のサーバーですので、一般的なウォーターサーバーをご希望であれば同じアクアクララの「AQUA FAB(アクアファブ) 」のほうがよいと言えるでしょう。
ひとつ注意点は、アクアクララが提供する宅配水はRO水となっています。
RO水でなく、天然水がご希望であれば、コスモウォーターの「ECOTTO(エコット)」がおすすめ。
但し、こちらも付属の電子ケトルでお湯を沸かすというかなり特殊なタイプ。
電子ケトルを使うことで100℃のお湯を作れる唯一のウォーターサーバーというメリットはあります。
一般的なウォーターサーバーで、なおかつ天然水がよいのであれば、再加熱するリヒート機能を活用できるのは、
フレシャスのサーバー「Slat(スラット)」や
プレミアムウォータ-のサーバー「cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー」ということになります。
再加熱、リヒート機能とは?
ウォーターサーバーでは冷水とお湯の両方が使えます。
お湯(温水)のほうは、多くの場合85℃前後で保温されています。
宅配水で届いた常温の水をウォーターサーバーにセットすることで、加熱した後、サーバー内部にあるタンクで保温されているのです。
ただ、時間経過とともに、やや冷めて水温が若干落ちていることもありえます。
水温が下がり過ぎた場合、自動的に加熱しますが、ちょうど水温が下がっていたときに熱湯を使おうとしたならば、ややぬるい可能性があります。
再加熱ボタンが装備されていれば、そのリヒート機能で、水温が何度であろうとも短時間ですぐに最高温度にすることが可能。
毎回、確実に熱湯が欲しい方にはとても有用な機能だと言えるでしょう。
ウォーターサーバーお湯を再加熱して熱湯になるまでの時間
ウォーターサーバーを導入して、初めて水をセットして温水スイッチをONにしたときや、次の新しい水容器のボトルに交換した直後は、常温からの加熱に20分~40分かかりますので、すぐにお湯はでません。温水ボタンを押さずに、そのまましばらくお待ちください。
その後、サーバーのタンクの中で保温されているお湯を再加熱するのであれば、水温はすぐに最高温度へ到達しますので、待つ時間は数分ほどで済みます。
ウォーターサーバーのリヒート機能で比較
実は、ウォーターサーバーで再加熱(リヒート機能)を装備しているものは少数派。
代表的なものでは、アクアクララ、フレシャス、プレミアムウォーターが挙げられます。
リヒート機能が無くても、80℃~85℃のお湯が保温されているので問題ありませんが、お湯をよく使う方や、カップ麺を作る目的もあるのなら、リヒート機能があると便利。
アクアクララの再加熱(「AQUA WITH(アクアウィズ)」にリヒート機能)
アクアクララのウォーターサーバーには、再加熱(リヒート機能)がある。
再加熱にかかる時間は約90秒で、およそ85~90℃から95℃のお湯ができる。
再加熱時間 :90秒
水温:85~90℃から95℃へ
「AQUA WITH(アクアウィズ)」
【再加熱】アクアクララ【リヒート機能あり】
※アクラクララ(RO水)はこちら
フレシャスの再加熱(スラットにリヒート機能あり)
フレシャスのウォーターサーバーには、再加熱(リヒート機能)がある。
再加熱にかかる時間は約3~4分で、およそ85~93℃のお湯ができる。
再加熱時間 :3~4分
水温:85~93℃
「スラット」Slat
【再加熱】フレシャス(frecious)【リヒート機能あり】
※フレシャスはこちら
プレミアムウォーターの再加熱(「cado×PREMIUMWATER」にリヒート機能あり)
プレミアムウォーターのウォーターサーバーには、再加熱(リヒート機能)がある。
再加熱にかかる時間は約5分で、およそ90℃のお湯ができる。
再加熱時間 :5分
水温:90℃
「cado×PREMIUMWATER」
【再加熱】プレミアムウォーター(ウォーターサーバー)【リヒート機能あり】
※プレミアムウォーターはこちら
プレミアムウォーターでお湯ができる時間
プレミアムウォーターでお湯ができる時間は40分~1時間前後かかります。
サーバー内部にあるタンクに水が入っていて、温水スイッチONにしてからかかる時間が40分以上かかるのです。ボトル容器をサーバーにセットして水を入れたからといっても、すぐにお湯がでてくるわけではないので注意が必要です。
もし、お湯が出ない、温度がぬるい場合は、しばらく待ってから再度お試しください。
また、冷水が冷えるまでも同じくらい時間がかかります。
コスモウォーターの再加熱(smartプラスにはリヒート機能がない)
コスモウォーターのウォーターサーバーには再加熱するリヒート機能はありません。
お湯の温度としては、80℃~90℃で保温されている。
水温:80~90℃
「smartプラス」
ウォーターサーバーでケトルを使い100度のお湯に(コスモウォーターのECOTTO・エコット)
コスモウォーターの通常モデルにリヒート機能はないとご説明しましたが、別モデルで再加熱が可能です。
それは、ECOTTO(エコット)。
電気ケトル一体型のウォーターサーバーという珍しいタイプ。
電気ケトルの中でお湯を加熱しますので、100℃の熱湯を作ることが可能。
さらにこのことで電気代が従来比70%以上安くなり節約にもなります。
★100℃のお湯が使えるウォーターサーバー
「ECOTTO(エコット)」ならお湯を再加熱して100℃の熱湯に(コスモウォーター)
※コスモウォーター「ECOTTO(エコット)」はこちら
サントリー天然水ウォーターサーバーの再加熱
サントリー天然水ウォーターサーバーのお湯は、通常モード85-92℃設定。
再加熱機能を搭載しており92℃まで時間がかからず、すぐに熱湯が使えます。
キララ ウォーターサーバーの再加熱
キララ ウォーターサーバーのお湯は、通常モード83-93℃設定。
再加熱ボタンが装備されており、約10分ほどで熱湯が用意できます。
キララ ウォーターサーバーは炭酸水が作れるのが特徴です。
AQUA ADVANCE(アクアアドバンス)は販売終了
アクアクララのウォーターサーバー「AQUA ADVANCE(アクアアドバンス)」は、2021年1月末をもって取扱い終了となっています。
ウォーターサーバーのお湯の温度は?熱湯は出るのか
ウォーターサーバーではお湯の温度が80~90度前後に設定されていることが多い。
90℃とは言いましても、そこまで加熱できるものは少なく、85度前後までの加熱を行うものが一般的になっています。
95℃以上のお湯が出るウォーターサーバーは日本国内においてはほぼありません。
よって、ウォーターサーバーの温水で熱湯は出ます。
その際、リヒート機能で再加熱した直後が最も高温の熱湯が注がれる。
ウォーターサーバーのお湯でカップラーメンは作れる?
ウォーターサーバーのお湯でカップラーメンは作れます。
カップ麺は熱湯で作ることが推奨されており、水温60℃~85℃以下のお湯でカップラーメンを作ると失敗するという。
ウォーターサーバーでカップラーメンを作るときには、直前にリヒート機能で再加熱してから、なるべく最高温度付近で注ぐほうが失敗せず、美味しく作れるでしょう。
コーヒー・紅茶を作るときにはリヒート機能で再加熱を
コーヒーを作るときの最適な水温は85~90℃だとされており、ちょうどウォーターサーバーのお湯の水温に近い。
緑茶(煎茶)を作るときの最適な水温は70~80℃ですので、ウォーターサーバーのお湯で言えば、少し冷ました程度か、エコモードで保温されたお湯の温度に近い。
紅茶を作るときの最適な水温は100℃が理想的だと言われていますが、70~80℃で渋みが抑えめの味になると言われていますので、渋さが苦手な方はウォーターサーバーのお湯を少しだけ冷ました程度で作ってみてください。
コーヒーや、渋さを含む紅茶を作る場合には、ウォーターサーバーのリヒート機能で再加熱してから作ると、おいしくなるでしょう。
ウォーターサーバーでお湯が出ない場合は故障なの?
ウォーターサーバーでお湯が出ないとき、冷水も出ないのなら、水が無くなっているか、残りの水が極わずかという可能性があります。
宅配水を次の新しいボトル容器に変えてみることです。
お湯がぬるいのであればリヒート機能で再加熱してみる。
エコモードになっていたなら解除してください。
そもそも電源がはずれていて電力が無く、加熱や保温、ポンプが停止して水の供給ができないだけなのかもしれません。
電源ケーブルやコンセント、ボタンのON/OFFやランプの点灯状態などを再確認してみましょう。お昼間なら停電に気づいていないだけかもしれません。
エコモード(省エネモード)で電気代の節約
お湯にエコモード、あるいは省エネモードを装備しているウォーターサーバーもある。
熱湯に比較して低い温度で保つ、やや低めか、ぬるい程度のお湯で保たれるモード。
水温としては60℃~75℃くらいで保温されています。
常温の水から加熱して保温するわけですから、水温が高いほど電力が必要になるわけです。
電気代も上がっていく傾向になってしまう。
すなわちエコモードで電気代が下がり節約につながる、経済的でお財布に優しい。
使い方としても、少し冷まして白湯を作る、赤ちゃんのミルクを作るときなどに、このくらいの水温のほうが便利なのです。
でも、ぬるいお湯は困るというご意見もあるかもしれません。
それならエコモードは使わなければよいだけ。
あるいはエコモードを解除すれば、通常の85℃前後のお湯に戻りますので大丈夫。
急ぎで熱湯が必要な場合にはリヒート機能ですぐに再加熱すればよいでしょう。
ウォーターサーバーで再加熱するなら天然水かRO水か
ウォーターサーバーで再加熱するとしても天然水とRO水でどちらが適しているか迷う方もいらしゃるかもしれませんが、どちらでも同じ、変わりません。
RO水とは、超微細な逆浸透膜でフィルタリングした純水のこと。水分子だけで構成され不純物が全くない安全な水として人気があります。
熱湯を使うことに合わせて、天然水よりもRO水をご希望でしたら、アクアクララがおすすめ。
わずか3秒で90℃まで再加熱できるリヒート機能がある「アクア・アドバンス(アクアクララ)」があるからです。
この「アクア・アドバンス」は通常でも85℃~90℃に保温されており、一般的なウォーターサーバーの中でも高めの水温ですから、お湯を多用される方に向いています。
ウォーターサーバー下置きタイプで再加熱したい
ウォーターサーバーでは下置きタイプも人気があります。
足元で水容器のボトルを取り換えることができて便利だからです。
高齢者の方や女性もそうですが、男性でも重い水を上に持ち上げるのは大変なのです。
コスモウォーターやプレミアムウォーターが下置きタイプに対応していますが、同時に再加熱も可能な機種となりますと、プレミアムウォーターが該当しています。
プレミアムウォーターの「cado×PREMIUMWATER」は下置きタイプ。
通常約83℃で保温されているお湯を、再加熱ボタンを押すだけで一時的に90℃以上に加熱してくれますので、スープなどの暖かい飲み物やカップ麺を作るときに活用できます。
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