ウォーターサーバーを安全性で比較してみました。
目次
【比較】ウォーターサーバーを安全性で比較
安全性が高いと考えられる代表的なウォーターサーバーを比較。
水質検査 | RO水 | チャイルドロック | 殺菌機能 | 床置き | |
「フレシャス」 | 〇 | 天然水 | 〇 | 〇 | 〇 |
「アクアクララ」 | 〇 | RO水 | 〇 | 〇 | 〇 |
「コスモウォーター」 | 〇 | 天然水 | 〇 | 〇 | 〇 |
「プレミアムウォーター」 | 〇 | 天然水 | 〇 | 〇 | 〇 |
ウォーターサーバーに潜む危険性
ウォーターサーバーに潜む危険性はいくつか挙げられています。
提供されている宅配水自体が安全に処理されたものかどうか。
体に悪い水だったら怖い。
サーバー内部に雑菌やカビ菌、ピロリ菌が発生しているのではないか。
知らずにカビを飲んでいるかもしれない。
子供が水をこぼしたり、お湯で火傷する事故を起こしてしまうかもしれない。
子供や赤ちゃんが怪我をしたら困る。
ウォーターサーバーが倒れることで、壊れる、怪我する可能性。
電気製品であるから、感電や火災になるかも。
これらの危険性について以下にご説明いたします。
ウォーターサーバーで安全な水を飲む。水質は安全なの?
ウォーターサーバーの宅配水は、厳選した新鮮な天然水を汲み上げ、クリーンルームで不純物や雑菌を取り除いていますので、飲み水としての水質はとてもよい。
水道水や市販のミネラルウォーターと同等かそれ以上と言えます。
また同時に、定期的に第三者機関へ水質検査を依頼し、その結果を公表しているウォーターサーバーもあります。
水質の安全性がより裏付けられていると言えるでしょう。
ウォーターサーバー内部の安全性。雑菌だらけで不衛生だから安全ではない?
ウォーターサーバー内部は雑菌だらけで不衛生だから安全ではないというご指摘もあります。
それは定期的なセルフメンテナンスを行っていないからであり、簡単なお掃除をしていれば、内部がカビなどで雑菌だらけになる可能性はありません。
それでも雑菌が混入の可能性はあるのですが、最近では内部に空気が入らないエアレス構造のウォーターサーバーが提供されていたり、定期的にお湯や熱を内部に巡回させて殺菌をするシステムを導入しているウォーターサーバーも提供されています。
こういったモデルではメンテナンス不要でサーバー内部の安全性が確保され衛生面での問題は心配ありません。
子供さんにはチャイルドロックで安全性を高める
子供さんがいますと、どうしてもウォーターサーバーを遊び道具にしてしまい、いたずらすることがあります。
普通に使うつもりでもお湯で火傷したり、水をこぼしたりの懸念も。
小さなお子さんや赤ちゃんがいるご家庭や、今後そのような予定があるなら、安全性を考えてウォーターサーバーのチャイルドロックは必須だと言えるでしょう。
ウォーターサーバーの置き場所で考える安全性は床置き型
ウォーターサーバーの置き場所を考えたとき、マンションではキッチンが最も多く、次にリビングが多いというアンケート結果があります。
ご自宅の大きさや間取りに関わらず、キッチンにウォーターサーバーを設置することは多いのは事実。なぜなら料理をする際に水やお湯を使ったり、同じく飲み物が入っている冷蔵庫があったりと、相性や使い勝手がよいからです。
キッチンですと、従来の床置き型ウォーターサーバーではなく、台所シンク横やキッチンワゴンの上にも設置できる卓上型ウォーターサーバーを選ぶことも珍しくありません。
比較して大きな優劣があるわけではありませんが、高い位置に設置するのは危険だと考えて安全性を重視するなら床置き型ウォーターサーバーがよいと言えるでしょう。
また、卓上型は高い位置に設置することが多い上に、水の交換が上からになるため、水容器のボトルをかなり持ち上げることになります。この点の安全性も床置き型が優位かもしれません、足元で交換できるタイプもあるからです。
ウォーターサーバーでのタコ足配線やアース線にも注意
ひとつのコンセントに複数の機器をつなぐタコ足配線はウォーターサーバーに限らず危険ですので止めてください。火災の危険性につながる恐れあり。
延長コードも使いすぎますと、足に引っ掛けてしまう危険性があります。
家電製品はアース線を使わないと、漏電になった場合に感電する危険性があるのですが、そもそも漏電する可能性が低いので必ずしもアース線をつながらなくでも大丈夫です。
アース線が無いウォーターサーバーでも安全性にほぼ違いはありません。
ウォーターサーバーをやめた理由は安全性が低いから
ウォーターサーバーをご利用されていた方が、やめた理由は安全性が低いからというご意見もあります。
子供さんがトラブルになったり、大人もお湯で火傷をしたり、水が臭いとか、水の味が不味いという経験をした方もいるからです。
しかし、これらはウォーターサーバー会社がマニュアルに示した通りの正しい使い方をして、定期的なメンテナンスを行っている限り、問題が発生する確率は極めて低いと言えます。
ましてや、火災や感電、漏電、ウォーターサーバーの倒壊などはまずありません。
多くのウォーターサーバー利用者は安全性の上でのトラブルはなく、満足して使い続けているのです。
水道水は安全か【比較】
水道水は、水道法という法律に基づいて提供されており、特に日本の水は安全な飲み水として世界的に有名です。
安全性という面では水道水のほうがウォーターサーバーよりも安心できるという考え方は正しいと言えます。
ただ、ウォーターサーバーの提供している宅配水も、流通している市販のミネラルウォーターやジュース等と同じく、人間が飲むドリンクとして基準を満たす安全な水であることは間違いありません。
ミネラルウォーターの危険性【比較】ペットボトルの水は安全か
日本で市販されているペットボトルの水と、ウォーターサーバーの提供している宅配水で比較したとき、安全性はほぼ同等だと言えます。
そのうえで、定期的に水質検査を行って結果を公表しているウォーターサーバーの天然水ほうが、より安心できますし、RO水はフィルターでろ過して水分子以外のものを取り除いているため、悪くなりにくく日持ちしやすいという点も安心です。
本当に安全なウォーターサーバーは?
本当に安全なウォーターサーバーを探すなら、上記にご説明した内容を実現しているものがよいと言えるでしょう。
定期的な水質検査の実施と公表、サーバー内部の殺菌機能付き、チャイルドロック装備、などが目安。
それらが無いからと言って、ダメで危険なウォーターサーバーというわけではありませんが、安全性を重視するなら抑えておきたい内容です。
それよりもウォーターサーバーのマニュアル通りのセルフメンテナンスをきちんと実施し、正しい使い方で使っていくことが大事。
それができていれば、あとは水の味や好みでウォーターサーバーを選んで問題ありません。
ほとんどのウォーターサーバーは安全性に問題なく、安心してお使いいただけます。
フレシャスの安全性
フレシャスでは2時間ごとの水質検査と、専門機関に依頼した1か月ごとの放射性物質検査を行い、結果を公表しています。
フレシャスの FRECIOUS dewo と FRECIOUS slatは、熱によるサーバー内部の殺菌機能を行い、加えて内部がエアレス構造になっています。
FRECIOUS dewo mini と SIPHON+ は、紫外線(UV)によるサーバー内部の除菌機能を装備しています。
アクアクララの安全性
アクアクララでは第三者期間に依頼した水質検査を行い、結果を公表しています。
宅配水がRO水ですので、ろ過され不純物が無い安全性の高い水を提供しています。
アクアクララの アクアファブ は、抗菌加工したエアフィルターでサーバー内部の衛生状態を保ちます。
コスモウォーターの安全性
コスモウォーターでは専門機関に依頼した放射性物質検査を行い、結果を公表しています。
コスモウォーターのSmartプラスは、熱によるサーバー内部の殺菌機能を行います。
プレミアムウォーターの安全性
プレミアムウォーター水質について自主検査を行っており、放射線量 自主検査結果を公表しています。
プレミアムウォーターの cado×PREMIUM WATER は、熱による殺菌機能を行います。
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