温度95度のお湯がでるウォーターサーバーはあるのでしょうか。
目次
温度95度のお湯がでるウォーターサーバーはある?
温度95度のお湯がでるウォーターサーバーはあるのか?と言いますと、
日本国内で一般的に使われている中では、残念ながら、
95度のお湯がでるウォーターサーバーはない、と言い切れるくらい無いに等しい。
基本的には探すことなく、95度のお湯がでるウォーターサーバーは無いと諦めましょう。
100℃のお湯が出るECOTTO(エコット)コスモウォーター
コスモウォーターのECOTTO(エコット)は、電気ケトル着脱式という特殊なウォーターサーバー。
電気ケトルでお湯を沸かすので100℃のお湯が使えます。
95℃を越える熱湯が必要な方にはECOTTO(エコット)がおすすめです。
※ECOTTO(エコット)はこちら
【100℃】ECOTTO(エコット)コスモウォーター(ウォーターサーバー)
水温90度以上のウォーターサーバーも少ない
では、水温90度以上ならばあるのでしょうか。
ウォーターサーバーではお湯の温度が80~90度前後に設定されていることが多い。
実際には90度まで加熱できるものも少なく、85度前後が一般的。
この理由について詳しくは後述しますが、日常生活でお湯を使うシーンにおいて、
このくらいの水温が最も使い勝手がよい温度であり、それらを想定して
ウォーターサーバー設計されているのです。
仮に、やかん等でお湯を100度近くまで沸騰させた場合、その熱湯を
すぐに使うことはありますでしょうか?
人間の口に入れることは不可能な温度であり、手で触れるにも熱すぎて
火傷する危険性があります。
しばらく待ってから使うことになる。
冷まして使うことなく、すぐに使えるお湯の温度が80~90度前後であり、
ウォーターサーバーのお湯は実用的な温度に加熱保温されていると言えます。
お湯の最低温度は70度のエコモード
ウォーターサーバーでお湯(温水)の最低温度は75度から80度付近に設定されている。
水温70度のお湯が出てくる場合もありますが、
70度から75度についてはエコモード、省エネ運転中での水温設定温度になります。
70度未満ですと、実用的なお湯としては使い道が限られてしまい、やかんや電気ポット
などで再加熱することになるため意味がなくなってしまいます。
お湯の温度95度未満なのは電気代を節電するため
ウォーターサーバーでは常温の宅配水をセットして、サーバーで加熱。
それによってお湯が作られる。
水温85~90度設定のウォーターサーバーですと、温度90度まで加熱した後、
加熱は止まり保温となる。
そして温度85度を下回ると、再加熱が作動します。
こうして水温85~90度が保たれている。
温度90度に到達した後も加熱を続ければ、水温は95度、やがて100度になり沸騰します。
しかしこれでは加熱する時間が長くなってしまうのと、より高い温度で維持し
保温し続けることになり、それだけ電力が必要で電気代が高くなってしまう。
つまり節電および電気代節約の目的もあり高すぎない水温に設定されているのです。
それが水温85度前後。
100度の沸騰したお湯は危険
もしウォーターサーバーのお湯の水温が100度に設定されていたらどうでしょうか。
お湯の注ぎ口から、ぶくぶくと沸騰した熱湯が出てきます。
熱い水滴が飛び散って火傷する可能性が高く危険だと言える。
実際のところ日常生活の中で沸騰した100度のお湯を必要とするのはカップラーメンを作るときくらいでしょう。
カップラーメンは85度以上の熱湯で作る
カップラーメンは熱湯で作ることが推奨されており、その水温は100度。
逆に温度60℃~85℃以下のお湯でカップラーメンを作ると失敗するという。
しかしカップ麺は、実は常温の水でも作れるのをご存知でしょうか。
もちろん水から作っても食べることは可能。
カップラーメンなどの乾燥麺は水分が浸透していくことで食べる麺として完成する。
水温が高いほど、水分子の動きが活発になるのでより早く麺が出来上がるというだけ。
ただ、熱々のヌードルをいただきたいのですから、お湯で作ることが基本であることは間違いありません。
その意味でも85度~100度のお湯を用意してカップラーメンに注ぎ入れたい。
ウォーターサーバーのお湯の温度は80~90度前後で保温されていますから、
再加熱してから使えば、それは85~90度のお湯ですから、おいしいカップラーメンが作れるということになります。
ウォーターサーバーのお湯は、カップ麺、カップやきそば、カップそば、カップうどん、
などの、お湯を使うインスタント食品の調理に使えるのです。
お茶を入れるお湯は60度~70度、コーヒーは80度が適温
お茶(緑茶)を入れるときの、適温のお湯は60度~70度前後だとされています。
コーヒーを作るときのお湯の温度は80度前後だとされています。
よって、ドリンクを作るときのお湯の水温は80度もあれば十分ということになります。
逆にウォーターサーバーから95度のお湯が注がれたなら、すぐには作れません。
水温85度前後で注がれますから、空気に触れてカップに注げばちょうど適温くらいになっています。
それでも不安なら30秒~1分程度待ってから、お茶やコーヒーを作ればよいでしょう。
つまりウォーターサーバーのお湯の設定温度は、ぬるいということはなく、適切だと言えます。
90度以上のお湯がでるウォーターサーバーを比較
90度以上のお湯がでるウォーターサーバーを比較します。
温度95度のお湯がでるウォーターサーバーはありませんが、各社とも水温80℃~90℃に設定されており、日常での料理やドリンク作りに便利に使える適温のお湯が注がれます。
ウォーターサーバー | お湯の温度 |
【コスモウォーター】 ECOTTO(エコット) |
100℃ |
【アクアクララ】 AQUA WITH(アクアウィズ) |
85~95℃ |
【アクアクララ】 AQUA FAB(アクアファブ) |
80~90℃ |
【フレシャス】 Slat(スラット) |
80~85度 |
【フレシャス】 Slat+cafe(スラットカフェ) |
80~85度 |
【プレミアムウォーター】 cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー |
約83℃ |
【プレミアムウォーター】 QuOL(キュオル) |
約80℃ |
【コスモウォーター】 smartプラス |
80~90℃ |
【アクアクララ】 AQUA FAB(アクアファブ) |
80~90℃ |
【アクアクララ】 AQUA SLIM(アクアスリム) |
80~90℃ |
【アクアクララ】 AQUA SLIM S(アクアスリムS) |
80~90℃ |
【アクアクララ】 MY PANEL(マイパネ) |
85~90℃ |
フレシャス お湯の温度
フレシャスの、お湯の温度について。
温水は80℃~90℃で水温設定が固定されています。
これはカップ麺、コーヒー、煎茶を作るのに適正温度だと考えられているから。
スラットは再加熱して93℃まで上げられる。
エコモードにすることで温水を低めの70℃にも設定変更できる。
この場合は再加熱してからカップラーメンを作るとよいでしょう。
【93℃】フレシャス(frecious)ウォーターサーバー
※フレシャスはこちら
プレミアムウォーター お湯の温度
プレミアムウォーターの、お湯の温度について。
温水は85℃前後の設定になっている。
コーヒー、煎茶に最適だという理由から。
再加熱では温水を90℃前後まで上げる。
エコモードにすると暗闇で温水ヒーターがOFFで加熱オフになる。
お湯は出るが、ぬるい湯になる。
カップラーメンを作るときは再加熱しましょう。
【90℃】プレミアムウォーター(ウォーターサーバー)
※プレミアムウォーターはこちら
コスモウォーター お湯の温度
コスモウォーターの、お湯の温度について。
お湯の温度は80℃~90℃に設定されている。
エコモードに設定すると加熱・保温が6時間OFFになる。
手動で解除可能。
カップラーメンを作るときは解除して30分ほど待ちましょう。
また、コスモウォーターの新機種 ECOTTO(エコット)では、
100℃のお湯が使えます。
95℃以上のお湯が必要な方はコスモウォーターのエコットがよいかもしれません。
【80-90℃】コスモウォーター(ウォーターサーバー)
※コスモウォーターはこちら
アクアクララ お湯の温度
アクアクララの、お湯の温度について。
「AQUA FAB(アクアファブ)」のお湯の温度は80~90℃に設定されている。
90℃[RO水]アクアクララ(ウォーターサーバー)
※アクラクララ(RO水)はこちら
クリクラ お湯の温度
クリクラの、お湯の温度について。
お湯の温度は常に80℃~90℃を維持する設定。
自動調整で水温が保たれる。
再加熱機能がないのでカップラーメンを作れますが、沸点に近い熱湯
をお好みの方には、ややぬるめか。
[RO水]クリクラ(ウォーターサーバー)
※クリクラ(RO水)はこちら
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