ウォーターサーバーの裏事情を公開します。
果たしてウォーターサーバーは必要なものなのでしょうか。
それとも、いらない?
無料の「からくり」
ウォーターサーバーを無料にできる「からくり」としては、ウォーターサーバー会社が水を売っているという仕組み。
但し、無料なのはウォーターサーバーのレンタル料や配送料など。
水は有料なのであり、その料金が会社の売上になるので、それ以外は無料でもサービスを提供できるのです。
当然ながら、毎月届く宅配水のノルマが無いウォーターサーバーや、浄水型ウォーターサーバーは、サーバーのレンタル料金や月額利用料金が発生します。
ウォーターサーバーのデメリット
ウォーターサーバーのデメリットとしては、コスト、置き場所、水の交換やメンテナンス、電気代、衛生面の心配などが挙げられます。
具体的には、お金がかかる、部屋が狭くなる、水が重い、サーバーや水に雑菌がありそうといったこと。
導入する前に想定していたよりも、デメリットに気付くのは導入後や使用中のことが少なくないので注意が必要です。
契約した人の後悔
契約した人が最も後悔するのはコストだと言います。
毎月、料金を支払っていくことはわかっていたけれど、思ったより負担が大きい。
そして電気代も余計にかかる。
子供がいたずらしたり必要以上に使ったり、大人としても水の味がおいしいと積極的に飲んで使い過ぎたり。
その結果、水の量が増えれば、水代金も追加料金を支払わなくてはならなくなる。
ウォーターサーバーいらないと思う理由
ウォーターサーバーいらないと思う理由としては、水道水を飲めばよいからという意見がああります。確かに日本の水道水は飲めますし、ペットボトルのミネラルウォーターを買ってきてもよいわけです。
加えて、料金が高い、それまでお金を使いたくない、水が重いから取り換えが面倒で大変、必要性を感じない、意外とそこまでウォーターサーバーを使わない、雑菌とか衛生面が心配で嫌、といった口コミもあります。
要は、いらないと思う理由は、無くても困らないとか、別に欲しくないということですね。
無駄遣いなのか
ウォーターサーバーが無駄遣いかと言えばそうとも言えません。
多少のお金がかかるとしても、便利で満足感があれば意味があるでしょう。
おいしい天然水が飲める、いつでもすぐにお湯が使える、定期的に重い水をスーパーへ買いに行かなくてよいので時間と手間が省ける。
水道水のカルキからくる塩素の臭いが嫌という方も、ウォーターサーバーの水ならカルキがありませんからニオイの悩みはなくなる。
赤ちゃんを子育て中のママなら、ミルク作りや離乳食を用意するのにウォーターサーバーは便利だという口コミは多い。
また最近では、カフェ機能があるサーバーもあり、コーヒーや紅茶も飲めますから、価値を感じる方にとっては無駄遣いではありません。
ウォーターサーバーの解約率は?
ウォーターサーバーの解約率は、各社異なりますが、数%程度だと言われています。
多くても10%未満。
10件に1件は解約していませんが、100件で数件程度は解約していく。
逆に、100件で90件以上、ほとんどの方は解約せずに使い続けているので、使っている方にとっては満足感を感じていると言えるでしょう。
実際に使ってこそわかる有用性や便利さがあるのです。
平均使用年数はどのくらいか
ウォーターサーバーの寿命は5年はあると言われています。
使い方やメンテナンスによっては10年でも使えるでしょう。
実際の平均使用年数は2~3年が想定されます。
大抵は契約期間に縛りがあり、それが2年間か3年間。
それ以外で解約すると違約金を請求されますので、次の2~3年も継続して使うかどうかの判断に迫られるからです。
この契約期間満了の際に、解約するか、他のサーバーも試してみたいということになりがち。
ウォーターサーバーは雑菌だらけ?
ウォーターサーバーは水を扱うので、湿気をともなって雑菌が繁殖しやすい。
セルフメンテナンスを怠ると衛生的によくない。
そのため、定期的に業者を派遣して、クリーニングしてくれるところもあります。
あるいは最近では、自動で内部をセルフクリーニングするウォーターサーバーも増えているので安心できるようにもなってきました。
他にできる対策としては、数年ごとにサーバーを交換するか、違うサーバーに変えることです。
なぜ勧誘がしつこいのか
ウォーターサーバーの勧誘は、かなりしつこいと悪い口コミが目立ちます。
訪問販売や電話での勧誘などもありますが、多くは大型商業施設やスーパーなどの催事場での声かけと、そこからの加入への案内。
しばらく考えますとか、また今度、などと言ってもしつこく諦めないでしょう。
どうやら、なんとしても契約を取ろうとする理由には、営業してる人達のノルマや歩合制の成果があるようなのです。
強引な勧誘は、営業の人達のお仕事事情が関係していると言えるでしょう。
浄水型ウォーターサーバーがおすすめな理由
浄水型ウォーターサーバーがおすすめな理由は、まず、水道水を使うので、コストで一番大きくなってしまう水代金が無料で、なおかつ、水が飲み放題になるメリットが挙げられます。不足して水切れになることもありません。
逆にウォーターサーバーのレンタル代は発生しますが、一般的なウォーターサーバーと比較すると月額料金がとても安い。
しかもそれが定額ですのでわかりやすく安心なので続けやすい。
なお、浄水型ウォーターサーバーには「水道水補充型」と「水道直結型」があり、水道直結型であれば導入時に工事をせねばなりません。水の補充が不要になるので便利ですが、導入工事が嫌な方は「水道水補充型」にすれば工事も不要にできます。
「水道水補充型」なら、ご自身で水道水を注ぎこんで補充する手間はあるものの、導入時と解約時の工事が無いだけ気軽に契約できるのはメリットと言えるでしょう。
エブリィフレシャス(浄水型ウォーターサーバー)
「エブリィフレシャス」は、浄水型ウォーターサーバー。
自分で水道水をサーバーへ注ぎ込んで使う「水道水補充型」。工事は必要ありません。
料金は、毎月3,300円の定額で水を飲み放題。
床置き型「tall(トール)」は、お湯と常温水と冷水が使えます。
卓上型「mini(ミニ)」は、お湯と冷水が使えます。
カフェ機能がある「tall+cafe(トール+カフェ)」は、お湯と常温水と冷水に加えてコーヒーなども利用できます。
但し、料金は月額3,850円ですので、他のサーバーより550円高い。
水道水:補充型
料金:月額3,300円
(tall+cafeは月額3,850円)
水:使い放題
お湯・常温水・冷水
設置工事:なし
卓上型:あり
提供:フレシャス
ハミングウォーター(浄水型ウォーターサーバー)
「ハミングウォーター」は、浄水型ウォーターサーバー。
自分で水道水をサーバーへ注ぎ込んで使う「水道水補充型」。工事は必要ありません。
料金は、毎月3,300円の定額で水を飲み放題。
お湯・常温水・冷水が使えます。
浄水型ウォーターサーバー
水道水:補充型
料金:月額3,300円
水:使い放題
お湯・常温水・冷水
設置工事:なし
卓上型:なし
提供:コスモライフ
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