ウォーターサーバー契約で騙された話。
営業マンの悪質な勧誘には嘘に罠があるのでお気をつけください。
目次
営業マンの悪質な勧誘と嘘に罠がある
ウォーターサーバーの営業マンは、大型スーパーや大型複合商業施設など、ウォーターサーバーの展示会場など催しをしている所にいますし、それならば行かなければ関係ないと思いきや、突然ご自宅に訪問営業してくることもあります。
強引に水を持って帰るよう提案したり、ご自宅に水を置いていったり。
さらに酷い営業マンは勝手に手配してウォーターサーバーを設置していくことすらあるようです。
こういった強引な勧誘はきっぱりと断るべき。
正しい契約の流れとは言えません。
まずはサービスの案内や契約内容の説明が先でなければおかしい。
そして契約内容にも嘘がある可能性。
毎月かかる水代金、解約金や違約金、宅配水を一時休止したときの特別料金、こういった点に関して具体的な金額を必ず確認しておくべき。
「クーリングオフができる」は決まり文句
「クーリングオフができるので大丈夫です」などという勧誘方法は決まり文句。
迷っているあなたを契約させようとしているだけ。
「今ならキャンペーン期間でお得ですからここでお申し込みを」と追い打ちをかけてくるのも常套句。
迷っているなら、後で検討してから申し込めばよいだけ。
そしてキャンペーンというのは、しばしば開催されていますので急ぐことはありません。
少なくともキャンペーンを利用しなかったことで損をすることはないのですから。
なお、クーリングオフはウォーターサーバーの契約でも有効です。
訪問販売および電話勧誘販売は、申し込み書面か契約書を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できます。
夜の訪問に警戒せよ
ウォーターサーバーに限らずですが、真っ当な会社であれば、利用者のご自宅を訪問するのは、常識的な時間帯。
おおよそ朝9時~夕方17時の間だと言えるでしょう。
ましてや突然の訪問営業となれば、昼過ぎなど明るい時間帯であることが普通。
夜に関しては、遅くても18時まで。19時以降の訪問なら遅すぎて失礼なくらい。
夜間に訪問してくる営業マンがいるような会社は、まともな会社ではない、あるいは悪徳企業だと判断したほうがよいかもしれません。
「電気やガスが安くなる」との抱き合わせ勧誘にも注意
「電気やガスが安くなるのでお得です」という勧誘が来たときも要注意。
「検針表を見せてください」と言われて、素直に見せてしまうと、お客様番号や個人情報を知られて、最悪の場合、勝手に電気の契約を変更手続きされてしまうこともあります。
これは詐欺です。
そして個人情報を知られてしまうと、ウォーターサーバーの契約についても勝手に手続きされてしまう恐れがあります。
また、電気・ガスの勧誘に抱き合わせでウォーターサーバーの勧誘をしている会社もあるようですから、電気やガスの話がでた際は注意が必要です。
当選商法の詐欺トラブル
当選商法というのは、大型ショッピングモールなどの催し会場で、くじ引きに当たり、当選商品が「ウォーターサーバー」というもの。
当選したという状況がうれしくて舞い上がってしまいますが、さらに追い打ちをかけるように、全て無料ですと言われて何の疑問もなく契約してしまう。
下手をすれば友人や知人に自慢するくらい騙される。
後になって水代金の請求が来て、「あれ?無料じゃなかったの?」と驚く。
くじ引きの商品にウォーターサーバーがあることや、それが当選することも詐欺ではありません。
それに乗じて無理やり勢いで契約させてしまうことが詐欺まがいのトラブルであり、それを故意に狙ってやっている悪質な営業マンやウォーターサーバー会社があるという噂がありますのでご注意ください。
契約する前に必ずサービスの内容を聞き、必要な支払い金額を確認することが大事。
突然の電話営業での勧誘がウザい
契約中の全く別のサービスから、会員だからと電話やメールで連絡が来る。
「今度からウォーターサーバーの事業も始めましたのでご案内させていただきます。」と。
ウォーターサーバー契約への勧誘です。
これ自体を問題と思う方もいらっしゃるでしょう。
嫌なら必要ないならきっぱり断る。
断ったのに繰り返し連絡してくる勧誘がうざいのは問題。
しかし電話営業にて契約内容に納得し、その後のウォーターサーバーの利用にも満足できれば、それは問題ない。
但し、契約前の電話営業で話していた1か月ごとの水代金の値段が違う、解約時の違約金の説明をしていない、宅配水の一時休止ができないなどで、後々、問題が発生してくる場合もありますので要注意。
迷惑メールで一斉送信してくる新たな手口
最近では不特定多数の一斉配信で広告メールが送られてくることもあるという。
身に覚えのないところから、今ならウォーターサーバーがお安いというメールが届いても絶対に契約してはいけません。
サーバー本体が無料、水が無料、配送料が無料などと記載されていても、そもそも本当にウォーターサーバーのサービスが実在しているのかすらわかりません。
公式サイトにある申し込みフォームから注文するか、正規の資料にある紙面にて契約するのが正しく、それ以外の契約方法はかなり怪しい。
本当の詐欺の疑いもあることを知っておきたい。
突然届いた勧誘メールは単なる迷惑メールの可能性が高いと言える。
トラブル続きのウォーターサーバーって詐欺なの?
トラブル続きのウォーターサーバーって詐欺システムなのかと思ってしまう、それも無理はありません。
ウォーターサーバーは詐欺ではありません。
詐欺まがいの方法で強引に契約させようとする悪徳営業マンが一部いるだけ。
そういった広告代理店、販売店、営業マンが悪い。
誤解されやすいのがサーバー本体のレンタル代が無料、初期費用無料、配送費用無料、と、ウォーターサーバーのサービスにおいて無料で提供される部分が多いこと。
無料が多いながら、水の代金、電気代は有料であり契約者自身で負担し、導入以後、ウォーターサーバー利用中は継続的に料金が発生し続ける。
契約前に営業マンがきちんと説明しているかがひとつのポイントになります。
合わせて、解約時の違約金や、契約期間の区切り縛り、宅配水を一時休止できるか、一時休止にかかる料金、といったことも知らされていないまま、ウォーターサーバーの利用中に初めて知り混乱を招く、誤解を生みやすいトラブル事案。
ウォーターサーバーなぜ無料?無料になる仕組み
ウォーターサーバーは、なぜ無料になるのかと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
ビジネスですから営利目的であり、利益を生み出しています。
その源は毎月のように配送される宅配水。
天然水やRO水を買ってもらうことで儲けが出ている。
サーバーのレンタル代金や初期費用が無料になるのはサービスの一環であり、無料になる仕組みは水代金から生み出されている。
だからこそ、宅配水に毎月のノルマがありますし、逆にノルマが無いところは宅配水をほとんど注文しないか全く注文しなくても契約違反にはなりませんが、サーバーを購入して買い切り(買取方式)だったり、サーバーのレンタル代が有料になっています。
ウォーターサーバー契約で騙された件をまとめ
ウォーターサーバー契約で騙された件についてご説明してまいりました。
営業マンの悪質な勧誘と嘘に罠があるということも否めませんが、それよりも利用者のほうが契約前に契約書を必ず読むことが大事。
例えどんなに信頼できそうな営業マンに受けた丁寧で正しい説明であっても、それだけでサービス内容を鵜呑みにしてはいけないのです。
営業マンの勘違い、契約するあなたの勘違い、そして悪徳な営業マンの嘘、あらゆる可能性を加味しても契約書が絶対条件になります。
サインをしたり、ハンコを押したら、契約書の内容を認めたことになる。
契約書を読んでもよくわからないのであれば、契約書にサインする前にウォーターサーバーのサポートセンターへ連絡して質問して確認しておくほうがよいでしょう。
ウォーターサーバーは詐欺ではありませんが、契約に関するトラブルはそれなりにあるようです。
無料で提供される部分が多いことからの勘違い、その隙間を悪用して強引に契約させようとする悪徳営業マンが一定数いることが関係していると考えられます。
ウォーターサーバーは便利でよいサービスなのに悪いイメージを持ってしまったら残念なこと。
冷静に落ち着いて契約してこそ、安心してウォーターサーバーの利用を楽しんでいけるというものです。
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